2017年3月17日金曜日

勉強の仕方を教える

北野です。

新人の入職を控え、訪問する会員様では教育体制の相談が多くなってきました。

教育には実地で教えるOJTと自己学習によるOFFJTの2種類があります。

OFFJT の書籍や雑誌などの読了がメインになりますが、初期の頃は何を読ませるかが重要になります。

書籍や雑誌には、基礎的内容と発展的内容があるため、まずは基礎を繰り返し読ませることが重要でしょう。

ある会員様では基本となる課題図書を定め、全てを読了するまでは読ませる内容を絞り込んでいます。

モチベーションの高い新人ほど色々と学ぼうとするのですが、読ませる内容を絞り込まないと、中途半端にもなりかねません。もちろん、読む内容を指定することは、あまり勉強しない新人に対しても有効です。

このようにOFFJTにおいても新人任せにするのではなく、病院主導で進めることが必要な時代になっていると感じます。


2017年2月27日月曜日

人件費と単価向上

北野です。

年々最低賃金が上昇しています。
これに伴い給与改定を行うことが多いのですが、人件費上昇分をどう賄っていくかが問題です。

経営効率を上げて原価率を下げるのか、利益率を下げるのか、どのような姿勢でのぞむかなど経営者の度量が求められます。

会員様では、人件費上昇に伴う差額分を診療単価の上昇で賄う取り組みをしています。

給与は上げる一方で、しっかりと説明して納得してもらうというスタッフ自身の成長も求めていくべきだと感じるからです。

値上げは勇気のいる取組ですが、取り組まないと自分たちの首を絞め続けることにもなります。

是非、病院一丸となって取り組んでいただきたいと思います。


2017年1月30日月曜日

教育における量と質

北野です。

仕事の地力をつけるために必要なのが、「量をこなす」ということです。

私自身の過去を振り返っても、時間をかけて量をこなしてきたことが、今に繋がっているなとよく感じます。

最近の若手は自身の能力やスキルを棚にあげ、いかに効率よく進めるかに注力することが多いと感じます。

もちろん、システム化やIT化の中で効率化を進めるのは必要です。

ただし、考えること、地力をつけるために必要な事柄については、量をこなすことが必要であることを改めて伝えていくべきと感じています。

若手に任せる仕事は一見、地味で非効率に見えることも多くあるでしょう。これまでは黙々とこなすことが当たり前でしたが今の若手はマインドとして、そうではありません。

こういった若手には、キッチリと量をこなすことの必要性と、量が質に変わることを伝える必要がありますし、言い続ける必要もあります。

教育は効率よく行うことはできません。教育者側も教える・伝える量をこなすことが必要だと感じます。

2016年10月22日土曜日

考える深度

北野です。

最近よくスタッフトレーニングの一環で「なぜを5回繰り返す」というものがあります。

院長先生からのご相談の中に、何回注意してもできるようにならない、ミスをする、というものがあります。

スタッフさんは真面目でサボっているわけでもない、なのにミスが続く直らない、など八方ふさがりのこともあります。

この原因の1つに、考えの深さが足りないということがあります。

表層だけ注意していても本質的な部分に気づけなければ直りません。ミスをする際には1つだけでなく複数の要因が絡んでいます。そのため1つだけ改善してもまた発生していきます。

そしてこれは、他人がいくら伝えても本人の中で納得して理解しない限りは改善しないともいえます。

そういった場合には、
ミスの原因を深堀りしていくこと、
誰にどういった影響を与えてしまうか、

ということを本人に定期的に考えさせる必要があります。

この考えさせる取組は自主的にはなかなかできませんので、病院の仕組みとして取り組む必要があります。

ミーティングなどで深く考えていくことをお勧めします。



2016年9月27日火曜日

ハンズオン

北野です。

教育において、「ハンズオン」という言葉があります。

少し意訳になりますが、これは教育などを行う際にメンバー個々の成長状況に合わせてアドバイスをするということです。

1〜10まで教えるか、5までで止めるのかなどを考えるということです。

教育においては、このハンズオンの加減を気を付ける必要があります。

手をかけすぎると甘えの原因にもなりますし、かけなさすぎると無茶ぶりの原因ともなります。

人の成長のためには、少し負担がかかるくらいのレベルでのハンズオンが必要だと感じます。