2014年10月18日土曜日

価値観の共有

北野です。

部下や後輩など、周囲の人間と行動レベルに差があることがよくあります。

隙間時間の使い方、掃除の仕上がりレベルなど個人の感覚や価値観によるものなどです。

病院が求めるレベルに引き上げるために、口頭で指示を出す、口酸っぱく伝えるという方法もありますが、そもそも人によって感覚や価値観が違うという前提に立つと言葉だけでは伝わりにくいことが多くあります。

そういった場合はその業務をやる時間と空間を共有して行うことが必要だと感じます。

簡単に言うと一緒に作業をするということです。

またそれでも直らない場合には、ヒトを叱るのではなく、コトを叱ることも重要です。

思わず「なぜできないのか?」と感じると相手の人間性に踏み込んで叱ってしまうことがよく見受けられます。

しかし、これだと繰り返しの中で相手は聞く耳を持たなくなってしまいます。そうなる前に行動や作業レベルという「コト」に絞って叱ることが重要です。

ヒトは変えることができませんが、行動は変えることができます。

粘り強く取り組んでいただきたいと思います。