2015年7月16日木曜日

院長の片腕になる人の3つの特徴

北野です。

最近、会員様で院長の片腕(No.2)の育て方、見つけ方について質問されることが増えました。

私自身のサスティナコンサルティング内における立場もあってのことでしょう。

私自身や会員様のNo.2の方の特徴を見ていくと、いくつかの共通点が見えてきましたので、ご紹介します。

(1)目立つ優秀さよりも愚直さ

ほとんどの人が、最初から優秀で目立つ存在だったわけではありません。むしろ、私自身含めて成長が遅いイメージがあった方も多いです。

一方で、地道なことも作業できる、長く続けられる、などの長期スパンで見たときには秀でているものを持っている印象があります。

また、愚直に実行してきた人はたくさんの悩みや失敗を重ねてきていますので、後輩や部下に優しくなることもできるため、人望もつきやすいと言えます。


(2)トップへの興味関心が強い

実は最も重要ですが、トップとなる院長や経営者への興味関心が強いことも特徴です。

トップ自身の人柄、考え方などを知ろうとしているかどうかです。中小企業はトップで決まりますので、ベクトルを揃える意味でもこの要素は重要かと思います。


(3)忍耐力

成長する組織のトップはスピード感があり、周りから見ればついていくのも大変なことも多いです。

そのため、朝令暮改は当然、方向性が変わることもたびたびです。

そういった場合にも忍耐力を持って実行していける人材かは非常に重要でしょう。ストレス耐性が強いとも言えます。


フォロワーという考え方がありますが、組織が動くためには、先陣を切る1人目ではなく、「2人目」に動く人が必要です。2人目が動けば3人目、4人目と追随してくる人が出てくるからです。


このように見ていくと、本来業務の優秀さよりも、本人の内面や行動を見て選んでいく必要があるでしょう。

しかし、No.2を欲しいという方ほどメンバーとのコミュニケーションをとろうとしていないのも実情です。

ぜひご自身について振り返ってみて下さい。