2015年10月3日土曜日

応募者への対応

北野です。

秋になり、来年以降のために求人活動に力を入れている会員様も増えています。
動物看護学校の学生数の減少により看護師の採用が難しくなってきている印象があります。

求人活動に力を入れる病院様は多いのですが、応募者への対応方法がまずく、
せっかくの応募者を逃がしてしまっている病院様も多いと感じます。

院長からは求人が全く来ないという話をよく聞き一方で、
実は問い合わせはあるけれどその後応募者からの連絡が無いだけという
受付スタッフさんなどの話もよく聞きます。

これは病院側が「待ちの姿勢」でいることが1つの問題となります。

こういったことを防ぐために、応募者対応方法を病院内でルール化することをおススメしています。
重要なのは応募者が面接に来るまでの流れをしっかりと明確化することです。


ルール化する上でのポイントをいくつかあげると、


□ これからの流れは決まっているか?
  ⇒ すぐに面接に来てもらうのか、まずは履歴書を先に送ってもらうのか など。

□ 面接日・実習日をその場で伝えられるか?
  ⇒ 予め受け入れをできる日を院内で決めているか など。

□ 応募者と予定が合わない場合の対応ができるか?
  ⇒ 院内で調整して、応募者へ折り返し連絡ができるか など。

□ 応募者からの連絡があった場合の対応者は決まっているか?
  ⇒ 院長のみが対応するのか、
     決まった範囲の内容であれば電話に出たスタッフで完結させるのか など。


このように病院側が主導権をもって、応募者をリードしてあげることが重要なのです。

人手が欲しい病院様は忙しい病院様でもあります。

忙しいと、ついつい対応がおろそかになってしまうこともありますが、
一度上記のようなルールを決めておいてはいかがでしょうか?