2016年7月29日金曜日

受容と共感

北野です。
先日、動物病院の法律問題に強いフラクタル法律事務所の弁護士の先生をお招きしてセミナーを開催しました。

どれも参考になる話がいっぱいだったのですが、日常的にできる取組として、診察時の「受容と共感」がありました。

最近起こっているトラブルの多くが、この「受容と共感」ができていなかったことに由来しているとのことです。

受容とは、 
「相手の話を聞く姿勢を見せること」

共感とは、
「相手と心情に寄り添うこと」

です。

これらはあくまでコミュニケーションの問題であり、医療水準の問題ではないことがポイントです。

「治った、治らない」も、
もちろん大事なのですが、

「話を聞いてくれた、聞いてくれなかった」が、
トラブル回避には重要です。

フィラリアシーズンも終わり少し落ち着くこの時期に飼い主様とのコミュニケーションを見直す時期かもしれません。