2016年10月22日土曜日

考える深度

北野です。

最近よくスタッフトレーニングの一環で「なぜを5回繰り返す」というものがあります。

院長先生からのご相談の中に、何回注意してもできるようにならない、ミスをする、というものがあります。

スタッフさんは真面目でサボっているわけでもない、なのにミスが続く直らない、など八方ふさがりのこともあります。

この原因の1つに、考えの深さが足りないということがあります。

表層だけ注意していても本質的な部分に気づけなければ直りません。ミスをする際には1つだけでなく複数の要因が絡んでいます。そのため1つだけ改善してもまた発生していきます。

そしてこれは、他人がいくら伝えても本人の中で納得して理解しない限りは改善しないともいえます。

そういった場合には、
ミスの原因を深堀りしていくこと、
誰にどういった影響を与えてしまうか、

ということを本人に定期的に考えさせる必要があります。

この考えさせる取組は自主的にはなかなかできませんので、病院の仕組みとして取り組む必要があります。

ミーティングなどで深く考えていくことをお勧めします。