2017年1月30日月曜日

教育における量と質

北野です。

仕事の地力をつけるために必要なのが、「量をこなす」ということです。

私自身の過去を振り返っても、時間をかけて量をこなしてきたことが、今に繋がっているなとよく感じます。

最近の若手は自身の能力やスキルを棚にあげ、いかに効率よく進めるかに注力することが多いと感じます。

もちろん、システム化やIT化の中で効率化を進めるのは必要です。

ただし、考えること、地力をつけるために必要な事柄については、量をこなすことが必要であることを改めて伝えていくべきと感じています。

若手に任せる仕事は一見、地味で非効率に見えることも多くあるでしょう。これまでは黙々とこなすことが当たり前でしたが今の若手はマインドとして、そうではありません。

こういった若手には、キッチリと量をこなすことの必要性と、量が質に変わることを伝える必要がありますし、言い続ける必要もあります。

教育は効率よく行うことはできません。教育者側も教える・伝える量をこなすことが必要だと感じます。